運用

 東北大学大学院医学系研究科Aiセンターは、医学系研究科保健学専攻に設置された研究・教育用のCT装置などの画像診断装置を用い、診療放射線技師が撮影し、放射線診断専門医が読影するシステムです。現在は法医解剖前の遺体の検索を中心に、解剖所見と画像所見との比較検討を行って、法医解剖領域でのAiの医学的有効性に関する検証をすすめるとともに、Aiを取り扱う医師・診療放射線技師など医療従事者が直面する諸課題に指針を与えるべく運用しております。

 今後は、大学病院内での死後画像や、大学外で撮影された死後画像の読影などにも適用範囲を広げ、医療安全の観点からの社会貢献も視野に含めていきたいと考えています。

本学におけるAiのながれ